JAPANESE
オンライン英会話で日本人講師に習う事のメリットは沢山あります。ここでは以下の4つについてご説明します。
※ここでご説明する日本人講師のメリットは一般的に考えられる事で、個人差はあります。アイゼルの日本人講師は基本的にこれらのメリットを全て備えております。
オンライン英会話において、日本人講師に日本語で質問できるという事は、とても大きなメリットです。具体的なケースで見てみましょう。
日本人講師ではなく、ネイティブ講師にオンライン英会話を受けている場合、以下のような事がしばしば起こります。
オンライン英会話において、ネイティブ講師との会話で、このように講師の質問を誤解してしまっていたり、正確に理解しないままに話が進んでしまうと、本来であれば、「自分が知らない表現が出てきた=新しい表現を学べるチャンス」のはずが、「何でもないただ流れていく言葉」になってしまいます。
自分の表現力を上げる=表現を沢山身に付ける、という事は、英会話力向上のとても大切な要素です。誤解やあいまいな理解のままやり過ごす事は、本気で英会話の力をつけたい方は、絶対にやってはいけない事です。
日本人講師であれば日本語対応がOKなので、「How did you pull that off?」の質問の理解が少し怪しいと思えば、英語で上手く質問できないなら日本語で確認する事ができます。そこで、新しい表現「pull off」というものを1つ習得する事ができます。こうやって1つ1つ自分の使える表現を積み上げていく人と、上記の対話文例のように、なんとなくやり過ごしていく人とでは、半年、1年と期間が長くなればなるほど、英会話力に大きな差が出てきます。
海外旅行に行った時や、ネイティブと英語で話した際、会話の中で「そうじゃないのよ!私の質問は!」と不満を感じた事がある方は少なくないと思います。
最終的に聞きたい事が相手に伝われば旅行先ではOKでしょう。ただ、オンライン英会話レッスンではOKではありません。レッスン時間が有限だからです。
日本人講師の場合、何度か英語で質問しても上手く伝わらなければ、日本語で質問してその質問を素早くクリアにして習得する事ができます。ネイティブ講師相手なら倍の時間がかかっていた質問が、日本人講師相手ではその半分の時間で解決できれば、日本人講師の場合にはネイティブ講師と比べて学べる事の量が2倍になります。
ネイティブ講師に比べて質問=学べる量が2倍になっています
日本人講師のメリットの2つ目として、講師が日本人である為、日本人視点を理解して教えられるという事が挙げられます。ネイティブ講師の場合、以下のような事が起こり得ます。
生徒側の英語力が乏しく、ネイティブ講師がこのように質問の意図を汲み取れないという事はよくあります。それも問題ですが、ここではunheard ofに注目していただきます。unheard ofというのは、これ全体で「前代未聞の」という意味の1つの表現になります。ハイフンをつけてunheard-ofという風にすると、1つの表現ぽく見えますね。ただ、日本人英会話学習者にとっては、例文のように、ofで終わる1つの表現はとても変な感じがするものです。Ofといえば、one of themとかthe end of the weekのように、その後ろに何かの単語がくっつくというのが大前提と思ってしまいがちです。ただ、ネイティブにとっては、日本人のその大前提を理解していないので、生徒側の質問の英語力が乏しければ、「ofの後ろに続くものはないの?」という考えがある事を想像もできません。
一方、日本人講師は、日本人英会話学習者のその間違った「大前提」を理解しているので、説明として、「unheard-ofはofで終わる変な形ですが、実はそれ全体で“前代未聞の”という意味の形容詞として機能します。ですので、It’s really unheard of. というようにofで文章を終える事ができるのです」のように分かりやすく生徒様に伝える事ができます。
日本人講師が日本人視点を持って教えられるという事は、このようにちょっとした所も落とさず、学びに変えられるという事を意味します。
英会話の力をつけるには、英会話レッスンを受けているだけではいけません。普段自分1人の時に、どれだけ英語と向き合えるかがとても大切です。日本人講師のメリットは、この宿題、自宅学習の管理が得意であるという事が挙げられます。それは、自身が英語を苦労して学んだ経験を持つ為、1人で英語を学ぶ際に大切な要点をおさえているからです。なんとなく、「単語を覚えた方がいい」「英語を沢山聞け」というようなものではなく、生徒様個人個人の得手不得手、理解度に合わせて個別にカスタマイズした宿題を出してもらえる事は、英語学習において、とても大きなポイントです。
生徒様の個性に応じた宿題がある場合
生徒様の個性に応じた宿題がない場合
※帰国子女など、日本の英語教育を受けていないバイリンガルの日本人講師については、少し例外ではありますが、それでも、ネイティブの講師よりは、一般的に日本の文化に深く精通しており、日本人の英語学習における強み、弱み、必要な事を理解しています。
英会話を身に付けるには、長い年月を要します。英会話習得を途中でギブアップされる方の中には、良い所まで頑張っていたのに、モチベーションが続かずに途中で断念されるという事はとても多いです。
英会話を始める時は、誰でも高いモチベーションで始められますが、月日が経つと、色々とあるものです。そんな時でもモチベーションを維持させてくれる要素になり得るのが、日本人講師というロールモデルの存在です。
特に担任制で日本人講師が自分の担任になる場合、挫けそうな時、モチベーションが続かない時に、日本人講師はどのようにその時期を超えてきたのか、経験者の生の声を聞いて、自分の今後に役立てる事ができます。
自分の進もうとしている道が険しい時に、その道を進んでいった人が身近にいるという事は、いざその状況になった時に、とても心強いものです。
英語では相手の立場になって考えられる、共感できる、というニュアンスをrelateという単語を使って表現する事ができます。日本人講師にあてはめると、Japanese teachers can relate to us(日本人講師は私たち=英語学習者の目線になって考えてくれる)と言えると思います。