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英会話初心者レベル、超初心者レベルの方にとっては、オンライン英会話は難しいと感じられるかもしれませんが、正しい学習法で行う事で、必ず上達する事が出来ます。
ここではアイゼルが考える英会話初心者レベル、超初心者レベルの方がオンライン英会話を受けられる際に大切な4つのポイントをご説明します。
英会話初心者レベルでは、英語だけで会話する事は難しいものです。また、英語だけで会話できているつもりでも、実際はその会話が成立していない事もあります。以下の例を見てみましょう。
このように英語だけで会話が成立したと生徒様が思っていても、講師の側が「あなた私の質問聞き取れてないでしょ！」と突っ込まずに、生徒様を傷つけないよう、そっと話題を変える、という事はしばしば起こります。この時に、講師が日本人講師であれば、生徒様側でも、自分の聞き取りが怪しい事について、日本語で質問する事ができます。
誤解のないようお話すると、英語だけで話すという環境が間違っているという事ではありません。英語だけで話す環境を持つ事は、上手く使えばとても良いトレーニングになります。ただ、英会話レッスンは、友人とのおしゃべりの時間ではなく、学びの時間です。例文のように、怪しい所があってもなんとなく会話が過ぎていく事は一番やってはいけない事で、不明点を潰すという意味で、英語でうまく確認できない場合に、日本語で確認できる環境が大切です。
また、初心者レベルと申告される日本人の方の中には、英語だけで最低限のコミュニケーションを取れる単語力、文法の知識を持っていらっしゃる方は実は沢山いらっしゃいます。ただ、日本人特有の英語だけで話す事の恥ずかしさが邪魔をして、英語だけで話すという事をほとんど経験していない為に、英語だけで話せる力がある事を自分自身さえも気付かないままでいるという事はよくあります。こういう方々は、英語だけで話す環境に入ってみて「なんだ、英語だけでもどうにか最低限のやり取りはできるじゃん！」と気付いてもらう事が大切です。その上で、重複しますが、英語だけだとどうしても伝えきれない、理解できない、という部分を日本語で確認する事が大切です。
日本人講師の４つのメリットもご参考になさって下さい。
英会話初心者、超初心者レベルの方にとってとても大切な事が、英会話レッスンを受ける際、その場限りのレッスンにしない事です。英会話を挫折される方の多くは、英会話レッスンを受けたら、その次の英会話レッスンまでは何もせず、英会話レッスンの時間だけが英語を学ぶ時間になってしまっています。これでは、1つ1つのレッスンがその場限りのブツ切りのレッスンになってしまい、とても効率の悪い学習になります。大切な事は、普段の自宅学習をしっかりと英会話レッスンとつなげる事です。それによって相乗効果が生まれ、体系的な学びにつながります。以下の比較を見て下さい。
レッスンと自宅学習がつながっている場合
レッスンと自宅学習がつながっていない場合
アイゼルでは、この環境を作るには担任制である事が大切だと考えています。前回のレッスン、そして宿題の理解度、それらを踏まえて今回のレッスンはどうするか、という事がとても重要な事で、レッスン毎に講師が代わる環境では、この細かなケアに限界があるからです。
英会話初心者、英会話超初心者の方が、力が伸びない、英語を話せるようにならない、と感じられる大きな理由の１つに、復習が不十分であることがあります。
復習とは、レッスン内容を振り返るだけでなく、それをしっかりと自分の中に習得して初めて意味があります。なんとなくレッスンのノートは見返したけど、次のレッスンの時にはその内容はかなり忘れている、という事では、その復習はほとんど意味がありません。
英語を話せるようになるという事は、ある時なぜかいきなり英語を話せるようになるのではなく、結局の所、１つ１つの学びの積み重ねでしかありません。沢山の学びを積み重ねて、初めて「英語を話せる」という状態になります。
レッスンでの学びを復習によって積み重ねられている状態
中長期では大きな成果を感じられるようになります
復習不十分でレッスンでの学びを積み重ねられていない状態
中長期で成果を感じられずモチベーション維持が困難に
英会話講師が指導に情熱を持っている事は、英会話学習者にとってとても大切な事です。 英会話とは、結局の所、１つ１つの学びの積み重ねの結果でしかない、という事を上述しましたが、生徒様自身から自発的に発見できる学びだけでなく、英会話講師にしか見えていないその生徒様の学ぶべき箇所というものが沢山存在します。そして、初心者レベルであればあるほど、その箇所は莫大な数になります。
3分間のフリートークを考えてみましょう。
初心者の方が、30秒で短めの文章を5つ話すペースと考えると、3分間だけでも、30個の文章を初心者の方が話す事になります。初心者の場合、この30個の文章のほぼ全てで、発音、語順、文法、使う単語等に修正をかける必要があります。ただ、実際には会話を進める事が会話の練習にもなりますし、フリートークだけがレッスンでやる内容でもない為、この30個のうち修正をかけるのは、限られた重要なものだけにすると講師が判断する事は、フリートークでよくあります。
では、その限られた重要なものとは、一体どれを選ぶべきなのでしょうか？また、英会話講師は本当に30個の文章全ての単語、発音、語順を1つ1つ注意して聞き、その中から最も修正をかけられるべきベストないくつかを選べているのでしょうか？
ここに英会話講師が情熱を持っているかどうかで大きな差が生まれてきます。
情熱を持っている講師は、生徒様の話す全ての英語を注意深く聞き取り、その生徒様の現段階の英語レベルを踏まえ、その中から修正すべき箇所を瞬時に判断し、指摘します(フリートークの後にまとめて指摘する場合もあります)。
これを60分間のレッスンの間、集中を切らさずずっと継続するという事は、「生徒様の英語力を何としても上げてあげたい！」という情熱を持っていなければ、現実的には実行できません。
初心者の方からすると、自分が気付かない部分なので、指摘されなくてもそこに大きな問題があるとは気付きません。情熱を持った講師が30個の中で大切な8つを指摘するのに対して、情熱を持たない講師が2つしか指摘しないとします。これは、実に学びの量が1/4になってしまっているという事になります。
講師が指摘すべき所をスルーしても、講師が楽しい雰囲気でレッスンをしていれば、何となく良いレッスンのように初心者の方は感じてしまいますが、そこに大きな落とし穴があります。
